空挺降下訓練 / 2015.01.11
元 陸上自衛隊 陸将 LIEUTENANT GENERAL (RET.)
K I M I H I T O I W A M U R A
元 千葉工業大学 特別教授 ── リーダーシップ論・危機管理
元陸将が、リーダーシップと危機管理を企業に届ける。
講演・幹部研修・企業版 図上演習。
部下を一人も欠かさず、家族のもとへ帰す。それが35年間、指揮官の仕事だった。 いま、その経験を「組織と、そこで働く人と家族を守る」仕事に注いでいる。
統率・危機管理・安全保障・戦争の新領域。教科書ではなく、極限の現場で起きたことから話す。60〜120分。
対象:経営者・役員・次世代リーダー
形式:講演会・周年行事・幹部研修・安全大会
師団・方面隊で統裁してきた指揮所演習の、企業版。既にあるBCPに沿った状況を与え、経営陣と幹部に実際に判断させ、講評する。計画を書類から、動ける組織へ。
対象:BCP計画を保有する企業/経営陣・部長級以上
進め方:机上検討 → 指揮所づくり → 実動演習
図上演習の定着運用、幹部への統率講話、情勢ブリーフィング、有事の相談窓口。本人がすべて行うため、契約は少数社に限る。
対象:継続して伴走を必要とする企業
条件:個別にご相談
※ 提供形態は準備中のものを含みます。最新の状況はお問い合わせください。
事業継続計画(BCP)を持つ会社は多い。ただ、BCP(事業を続ける計画)と災害計画(人命を救う計画)は別物です。
福島第一原発の近傍に所在したある病院では、通信が途絶したため情報から孤立し、また避難指示も重なり、
患者を運ぶ手段も確保できず、搬送先も決まらず、災害が原因で死亡者が出てしまいました。
原因は「実際の災害に十分対応できなかった」ことでした。
問題は、書いてあるかではなく、その日に動くかです。
それを、読んで想像するのではなく、体験できるかたちにしました。あなたが本部長代行として発災直後の三時間半を指揮する、一人用のミニ演習です。所要10分、記入も送信も不要です。
※ 体験ボックスは下記にあります
この橋が落ちた日、御社の出荷はいつ止まりますか。 その日をどう指揮するか──先にブラウザの中で、一度だけ経験しておけます。
BROWSER SIMULATION ── 一人用ミニ演習
本部長代行
震度7。停電。社長は圏外。マニュアルの代行順位により、あなたが危機対策本部長の代行になる── 判断を求めるカードが、次々と机に積まれていきます。 朱のカードには制限時間があります。黒のカードには、ありません。 急いで決めることと、考えて決めること。初動には、その両方が同時に来ます。
※ 体験はブラウザの中だけで完結し、送信も保存もされません。実際の図上演習(チーム版・120分)では、これらのカードを貴社の組織と計画に合わせて作り直し、元陸将が統裁・講評します。図上演習について相談する →
リーダーシップこそが、組織の限界を決める。
IWAMURA KIMIHITO
首に、一億円が懸かった。
それでも指揮官は、毎朝 部下と共に
イラクで活動し、部下の前に立つ。
バグダッド・アルガザリア地区のテロ組織は、「日本隊指揮官の首」に約96万ドル──約1億円の懸賞金を懸けていた。個人にではない。その職に就いた者すべてにかかり続けた賞金である。2005年1月、その職に就いたのが岩村公史、当時42歳。標的とされた指揮官の仕事は、隠れることではなかった。
部下の命と任務を預かる者として、毎朝、変わらぬ顔で隊員の前に立ち、変わらぬ言葉を送り続けた。危険を予想し、それを受けとめる心構え。覚悟とは、闇夜の荒野で道を切り開く力である。
危険は、消えない。
ならば今日も、基本を尽くせ。
諸官の一挙一動が、
日本の信頼そのものである。
支援隊長 岩村 ─ 隊員への朝の言葉(趣意)
高度330メートル。
主傘が開かない。予備傘も、開かない。
第1空挺団長時代の降下訓練。一人の隊員の落下傘が、二つとも開かなかった。地面まで、数十秒。その隊員が最後に選んだのは、パニックではなく「基本に戻る」ことだった。基本通りの着地姿勢──上昇風と30センチの積雪、そして受け身。隊員は、無傷で生還した。
皆は「運があった」と言った。だが、精鋭無比の空挺団を率いた男の結論は違う。
多国籍の司令部で、
日本人が信頼を勝ち取るということ。
ゴラン高原(イスラエル・シリア)国際軍司令部、先任兵站将校。文化も言語も軍の流儀も異なる各国将校のあいだで、兵站──すなわち組織の生命線を預かった。
約束は必ず果たし、行うことは必ずやり遂げる。言必信、行必果。信頼とは語るものではなく、積み上げるものだ。この任務で磨かれた「決断」が、のちの全ての指揮の土台になった。
他者の意識の変化を促し、心と行動を一つに纏め、
目的を達成する ── 技術・科学・天分。
35年の指揮官人生から体系化した、岩村のリーダーシップ論。その骨格は四つの要素で成る。
01
心
INSPIRATIONAL
人の心を動かす。個人の尊厳と名誉に火を灯し、「やらされる」を「やり遂げたい」に変える。
02
指揮
COMMANDING
直感で構想し、決断する。表面・潮流・構造の三層で本質を見る「魚の眼」と、OODAループ。
03
管理
MANAGING
構想を組織で実現する。Manage=「どうにかしてやり遂げる」。勝敗を分けるのは兵站である。
04
倫理
ETHICAL
自らの徳性を高め、率先垂範する。知識では決して身につかない、統率の核心。
精鋭・第1空挺団を率いた経験から導いた「心・指揮・管理・倫理」。人の心を動かし、目標へ束ねる技術と哲学を、極限の実話で語る。経営者・役員・次世代リーダー / 周年行事・幹部研修
地下鉄サリン事件、東日本大震災の現場から。「安全管理とは危険管理」。BCPを"書類"から"動ける組織"へ変える実践論。企業・自治体・病院・介護福祉施設 / BCP・防災・安全大会
台湾有事は日本有事。報道の裏側にある軍事的合理性と地政学の構造を、元陸将の視座から経営リスクとして提示する。経営者団体・金融機関・製造業 / 経済安保・サプライチェーン
宇宙・サイバー・電磁波。ウクライナで実証された無人機戦の最前線と、日本の防衛力整備の行方を軍事の視点から俯瞰する。技術系企業・投資家・大学 / 新規事業・R&D
講演は60〜120分。講演会・周年行事・幹部研修・安全大会など、形式と貴社の課題に応じて構成します。
35年かけて身につけたものは、
自分のものではない。
退官のとき、大手企業への再就職という道もあった。それを選ばなかったのは、自衛隊で教わったこと──人の命を預かる者がどう決め、どう伝え、どう責任を取るのか──を、自分の代で終わらせたくなかったからです。
これは軍隊だけの話ではありません。社員とその家族の生活を預かる経営者、現場の判断を任される管理職。責任の重さの形が違うだけで、問われることは同じです。部下を一人も欠かさず、家族のもとへ帰す。その考え方を、次の世代と、いま組織を預かっている人たちに渡していく。それがいまの仕事です。
1985
防衛大学校 卒業(理工学部 航空工学科)、同日 陸上自衛隊に任官同年9月 第44普通科連隊(福島)小隊長 ── 指揮官人生の起点
1993
富士学校 普通科部 戦術教官
1995
陸上自衛隊幹部学校 指揮幕僚課程
1997
国連ゴラン高原兵力引き離し監視軍(UNDOF)司令部 先任兵站将校イスラエル・シリア国境 ── 多国籍軍の兵站中枢。この功績により内閣総理大臣表彰
1998
第1空挺団 普通科群 第3中隊長
2000
米国海兵隊指揮幕僚大学 指揮幕僚課程(留学)
2005
イラク復興業務支援隊長サマーワ ── 「指揮官の首に賞金1億円」の状況下で任務完遂。防衛大臣第1級賞詞・第1級防衛功労賞
2008
第12普通科連隊長
2009
陸上幕僚監部 防衛部 防衛調整官
2010
西部方面総監部(九州・沖縄)防衛部長1佐(一)── 東日本大震災では、この職で派遣部隊の選定・派遣にあたる
2012
中央即応集団 副司令官(国際)陸将補に昇任
2013
第1空挺団長(習志野)陸上自衛隊唯一の空挺部隊 ── 精鋭無比
2015
富士学校 副校長
2017
第12旅団長(群馬)
2018
第9師団長(青森)陸将 ── 中将に相当
2020
3月、陸上自衛隊を退官大手企業への再就職ではなく、自ら事業を興す道へ
教職
千葉工業大学 特別教授リーダーシップ論・危機管理を講義(2026年3月まで)
現在
講演・研修・執筆を中心に活動 / 株式会社エル・カレア 代表取締役
イラクの指揮所では、毎朝ひとつ話をして、それを書き起こして全員に配った。 その記録が106回分、手元に残っている。いま、これをどう届けるかを準備している。
イラクで毎朝配り続けた106回の言葉の実録と、35年の指揮官人生。教科書ではなく、実話で綴る有事のリーダーシップ。
執筆準備中イラクで毎朝隊員に配った電報が、記録として手元に残っている。それを当時と同じリズム、同じ時間帯で一通ずつ届ける。日々の活力の保ち方と、統率が実際どう行われていたかを、読む人がそのまま追体験できる形にする。
実装準備中 ── 公開先・条件は検討中配信の開始時期が決まりましたら、このページでお知らせします。ご関心のある方は下記よりご一報ください。
講演・企業研修・顧問・執筆・取材のご依頼、ご相談を承ります。開催形式(対面/オンライン)・ご予算に応じてご提案します。
ご返信は株式会社エル・カレア(岩村公史 事務局)より、2営業日以内に差し上げます。